発売日・主装置タイプ別の違い・対応機種・導入方法(リース・レンタル・買取)をまるっと解説!
本記事では、2025年6月現在の情報をもとに、NTTビジネスフォン αZXⅡのリース・レンタル・買取の導入方法や、標準電話機・コードレス機の価格帯について、分かりやすく解説します。
NTTビジネスフォン αZXⅡは、NTT東日本・西日本が提供する現行モデルのビジネスフォンシリーズで、正式名称は「SmartNetcommunity αZXⅡ」です。
このαZXⅡシリーズは、主装置の規模に応じて「type S」「type M」「type L」の3タイプが用意されており、企業の規模や拠点数に応じた柔軟な構成が可能です。
以下の表では、各タイプの名称と発売日を一覧でご紹介します。
製品名 | 発売日 |
---|---|
NTTビジネスフォンZXⅡSmartNetcommunity αZXⅡtype S | 2024年12月2日(月) |
NTTビジネスフォンZXⅡSmartNetcommunity αZXⅡtype M | 2024年12月2日(月) |
NTTビジネスフォンZXⅡSmartNetcommunity αZXⅡtype L | 2025年5月1日(木) |
NTTビジネスフォン αZXⅡは、企業の規模や設置環境に合わせて、3タイプの主装置が用意されています。それぞれの接続可能台数や同時通話数(チャネル数)に違いがあるため、導入前に自社の規模に合ったタイプを把握しておくことが大切です。
Type S | Type M | Type L |
---|---|---|
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最大接続台数:10台 チャネル数:8ch αZXⅡ typeS主装置価格:330,000円 |
最大接続台数:40台 チャネル数:12ch αZXⅡ typeM主装置価格:460,000円 |
最大接続台数:576台 チャネル数:192ch αZXⅡ typeL主装置価格:460,000円 |
※「チャネル数」とは、同時に通話できる回線数のことを指します。
かつてISDNでは「1回線=2通話」といった表現が一般的でしたが、現在のひかり電話(オフィスタイプ/オフィスA)では「チャネル数」で通話可能数を示すことが主流です。
NTTビジネスフォン αZXⅡシリーズに対応した代表的な標準電話機を以下にご紹介します。
外線キー数の異なる機種が用意されており、主装置のタイプ(S/M/L)に応じた接続が可能です。
・18ボタンモデル
価格を抑えたい方におすすめ。NX2主装置Type S / M / L 全てに対応
・24ボタンモデル
業務効率を重視するなら。NX2主装置Type S / M / L 全てに対応
・36ボタンモデル
大規模環境向け。NX2主装置Type L のみ対応
▲ ZXⅡ 24ボタン標準電話機(ホワイト)
▲ ZXⅡ 24ボタン標準電話機(ブラック)
以下は、NTTビジネスフォン αZXⅡに対応する代表的なコードレス電話機のラインナップです。
機種によっては、接続に専用アンテナが必要となる場合がありますので、導入時にはご確認ください。
ZXデジタルコードレス電話機
※上記コードレスは専用のアンテナが必要となります。
DECTコードレス電話機
DECTコードレス多機能電話機
ZXⅡカールコードレス電話機
NTTビジネスフォン ZXⅡ(SmartNetcommunity αZXⅡタイプS/M/L)のカタログ価格一覧(参考価格)
※ひかり電話オフィスタイプに対応する主装置・ユニット等が含まれています。
品名 | 価格(税込) | 解説 |
---|---|---|
ZXⅡS主装置 | 330,000円 | 標準電話機10台まで接続可能 |
ZXⅡM主装置 | 460,000円 | 標準電話機40台まで接続可能 |
ZXⅡL主装置 | 460,000円 | 標準電話機576台まで接続可能 |
18ボタン標準電話機 | 47,000円 | 18ボタン標準電話機 |
24ボタン標準電話機 | 49,000円 | 24ボタン標準電話機 |
36ボタン標準電話機 | 51,000円 | 36ボタン標準電話機 |
ビジネスフォンの導入方法には、「リース」「レンタル」「現金購入」があります。
ご希望やご予算に応じて、最適な方法をご案内いたします(新品レンタルも対応可能です)。
ビジネスフォンの導入を検討する際、業者選びは非常に重要なポイントです。
リースやレンタルの内容、見積もりの内訳などは業者によって大きく異なります。
以下のようなポイントに注意しながら、信頼できる業者かどうかを見極めましょう。
■ 不要なオプションが含まれていないか?
一部の業者では、説明がないまま不要なオプションや機能を見積もりに含めてくるケースがあります。
内容をよく確認せずに契約すると、実際には使わない部品に対して無駄なコストが発生してしまうことも。
■ リース価格が極端に高くないか?
「他社でリースが通らなかった方もご相談ください」といった文言を使う業者の中には、リース審査を通す代わりに、
月額料金や支払総額を割高に設定しているケースがあります。
特に現金購入と比べて明らかに割高な見積もりが出ている場合は、契約前に必ず他社とも比較し、冷静に見極めることが重要です。
■ 希望していたメーカー・機種と違うものをすすめられていないか?
複数メーカーを取り扱う業者の中には、お客様の希望よりも、自社にとって都合の良いメーカー・機種を優先して提案するケースがあります。
たとえば、NTTビジネスフォンを希望していても、「他メーカーの方がリースが安く、機能も豊富」といった説明で、別の機種に誘導されることも。
■ 契約形態がリース一択になっていないか?
ビジネスフォンの導入には、「現金購入」「リース契約」「レンタル契約」といった複数の方法があります。
一部の業者ではリース契約を前提とした説明ばかりを行い、他の導入方法についての説明がほとんどないこともあります。
■ 取扱機種やサービス体制が明確か?
多くのメーカーを扱う業者は便利な反面、トラブル時の対応に時間がかかるケースもあります。
特定メーカーに絞っている業者は、専門性や保守対応に強みを持つこともあります。
■ 大手公式の保守内容も要確認
NTT東日本の公式保守契約でも、毎月数千円~の保守料を支払っていても、故障時の代替機は「最低限、通話を保証するもの」であり、同一機種が用意されるわけではありません。
公式情報も こちら に記載されていますので、保守契約の内容も含めて業者選びの際には慎重に確認しましょう。
■ ランニングコストまで考慮した提案か?
ビジネスフォンの導入においては、初期費用や月額料金だけでなく、毎月の通信費・保守費用などのランニングコストも重要な判断材料です。
また、2028年12月31日(日)をもってISDN回線の提供が終了するため、現行の回線構成によっては早めの見直しが必要になる場合もあります。
■ 「NTT代理店」の表記にご注意を
「NTT代理店」と名乗りながら、実際にはNTTと無関係の業者がWeb上で販売やリースを行っているケースも見受けられます。
虚偽の表記に惑わされないためにも、NTTビジネスフォン代理店検索で確認することをおすすめします。
ビジネスフォンの導入を成功させるためには、業者選びだけでなく、契約者側の行動や心構えも重要です。
以下のポイントを意識することで、より納得感のある導入を実現できます。
■ 見積もりの内容を一つひとつ確認する
項目ごとの内容に納得できる説明があるかを必ず確認しましょう。
不明点があれば遠慮せず質問し、不要なオプションが紛れていないか、自分で判断できる状態を目指すことが大切です。
■ 他社と比較し、冷静な判断を
見積書は1社だけではなく、複数社から取り寄せて比較することをおすすめします。
価格だけでなく、アフターサービスや提案内容の丁寧さも比較ポイントに加えましょう。
■ 自社の希望条件を明確に伝える
希望するメーカーや機種、導入目的、予算などをできるだけ具体的に伝えることで、業者からの提案精度も上がります。
希望に沿わない内容が含まれている場合も、その理由をしっかり確認しましょう。
■ 契約形態やランニングコストも含めて検討する
リース、レンタル、現金購入などの契約形態によって、総費用や将来の柔軟性は大きく異なります。
また、毎月の通信費や保守費用も含めた「トータルコスト」の視点で判断することが大切です。
■ 情報に踊らされない
「NTT代理店」といった表記に惑わされず、実際に信頼できる業者かどうかを自分の目で見極めましょう。
口コミや業者の過去実績なども、判断材料のひとつになります。
ZXⅡの導入は一度きりの大きな決断となることが多いため、納得感のある選択ができるよう、業者任せにせず主体的に進めることをおすすめします。
NTTビジネスフォンZXⅡの導入は、価格だけでなく、業者の信頼性やサポート体制も重要な判断基準になります。
当社はNTTビジネスフォン専門店として、他メーカーを扱わず、迅速かつ的確な保守対応を強みとしています。
たとえば、自動車に例えるなら「ブレーキの不具合」にすぐ対応できる整備体制を備えているようなものです。
また、リースより支払い総額を抑えられる「新品レンタルプラン」をご用意しているのも当社ならではの特徴です。(ただし、レンタルには天災などに備える保険は付帯しておりません)。
リース/新品レンタル/現金購入のすべてに対応し、お客様のニーズに合わせた柔軟なご提案が可能です。
不要なオプションについても一つひとつご説明し、「よくわからないまま契約してしまう」ことがないよう、丁寧なサポートを徹底しています。
将来的な切り替えも見据えたご提案ができるのも、専門店ならではの強みです。
ZXⅡの導入で迷ったら、ぜひ一度、弊社までご相談ください。
ビジネスフォン選びに「失敗したくない」方にこそ、安心して選んでいただける体制を整えてお待ちしております。